belkinのMagsafeバッテリーを買ってみた感想【発熱を感じるが快適】

belkinのMagsafeバッテリーを買ってみた感想【発熱を感じるが快適】

# belkinのMagsafeバッテリーを買ってみた感想



# はじめに

MagSafe対応でワイヤレス充電ができるモバイルバッテリーを新調してみました。

購入したのはbelkinのBOOST↑CHARGE Magnetic Wireless Power Bank 5K + Stand というモデル。 Apple純正バッテリーの白色に影響されたので白色のモデルを選びました。

商品の開封や外見のレビューなどは他に任せておくとして、この記事では購入にあたって個人的に気になっていたことや実際に使用してみた使用感を以下にまとめていこうと思います。

しっかり購入しているので、贔屓無しの使用感です。
商品の概要はこちらから。


Belkin MagSafe対応 ワイヤレス モバイルバッテリー 5000mAh(7.5W) iPhone 14 / 13 / 12 シリーズ対応 PSE技術基準適合 キックスタンド付き ブラック BPD004btBK

# 対象とする読者の皆様

この記事の想定読者は以下の方々です。

  • magsafe対応のiPhoneユーザー
  • コードレス、ワイヤレスでの充電がしたい
  • 出張や旅行で飛行機に乗る機会がある


# 購入のモチベーション

購入のモチベーションはMagSafe対応のiPhone14 Proへ機種を変更したためそれに合わせてモバイルバッテリーも新調することにしました。

ユースケースは以下の2点を想定しています。

# 出張や旅行に持って行きたい

最近は徐々に国内旅行だけでなく、海外旅行へも行けるようになってきました。

ロングフライトでiPhoneの電源を気にするもの嫌なので機内に持ち込むが可能なモバイルバッテリーを探していました。

ちなみに機内持ち込みできるモバイルバッテリーの容量は基本的には100Wh(= 27,027mAh)以下なら制限なく機内持ち込みできることが多いということで、このレギュレーションを下回る容量のバッテリーが候補となります。

※国際線の場合、航空会社のルールによってより厳しいルールが定めている場合があるので、事前に確認はしましょう。

# 防災グッズとして使いたい

知っての通り、日本は最も災害の多い国家の一つ。 災害に直面したくはありませんが防災への意識は持っておこうと思いました。

いくらiPhoneのバッテリーが長持ちしたとしても充電が切れてしまった時の保険のためにモバイルバッテリーは必要です。

持ち運びやすいポータブルなものから比較的大きなものまで幅広く売られていますが、今回はそのような意味合いも含めて携帯が容易なMagsafeのモデルを購入しました。

# 商品の使用感&レビュー

使用感についてはこちらの3点に関して整理しておきます。

  1. バッテリー容量
  2. 発熱問題
  3. iPhoneへの充電時間

順を追って書いて行きます。

# バッテリー容量に不満はあるか?

結論としては、容量とサイズのバランスを考えると不満はないと思っています。
このモバイルバッテリーの容量は5000mAhなので、Whに変換すると

3.7*5000/1000=18.5[Wh]
※電圧はリチウムイオン電池の電圧3.7Vとして計算

100Wh以下の容量なので飛行機の機内持ち込みは余裕です。

一方で、iPhoneを十分に充電できるかという点はもちろん重要。 ということで簡単に計算してみました。
手元のiPhoneのバッテリー容量は3,200mAhなので、

5000/3200 = 1.56[回]

結果として、バッテリーだけで1回半の充電はできる計算になります。


iPhone14 Proではビデオ再生時間が最大23時間可能であるとの触れ込みなので、計算結果から約35時間はモバイルバッテリーからの給電で動画が見れると試算できそう。

計算して見ると、持ち運びしやすいサイズでこれくらいの容量があれば十分だなと思いました。

出典:ギズモード
https://www.apple.com/jp/legal/sales-support/36-month-iphone-offer/jp/terms-ja.html

# バッテリーの発熱問題

実際に使用していると、MagSafeを使用してwireless充電をした場合は思った以上に暖かくなります。体感はカイロくらいの発熱です。

触ると熱いまではいかないがかなり暖かくなっており、Qi充電と同様にモバイルバッテリーの電力が熱に逃げている気がします。 理論上は、1.5回の充電が可能でも熱として損失する電力を考慮するとそこまで充電できないはずです。

特に発熱を感じる個所として、このモデルは背面に金属製の脚があり、スタンドとして使用できるようになっていますが、このパーツがかなり発熱していて、まるで放熱用のパネルのよう。

熱々までは発熱しないのでiPhone側のバッテリーを痛めてしまうことはなさそうな気がしてしますが実際に使っていて少し心配なポイントです。
過去にQi充電器も使って充電していましたが、やはり無線での充電に発熱は付き物のよう。

要するに、2/3の金額でiPhoneが購入できしかも下取り金額がローンの残債より多い場合はさらなら値引きとなる。
さらに買い替えのタイミングでメールを送ってくれる親切設計である。

# iPhoneへの充電時間

気になったのはワイヤレス充電とUSB経由で充電した時に充電時間に差があるのかということ。   というわけで、こちらも簡単ではあるが以下の条件にて充電時間を検証をしてみました。

結論として、ワイヤレスでもUSB経由の有線でも今回の検証では充電時間は変わりませんでした。 考察するに、おそらくiPhone側のバッテリー保護機能の影響しているのかと思います。

# 検証の内容

以下の内容にて検証を行いました。

  • iPhone14 Proのバッテリーが20%になったロキから検証開始
  • 20%から50%になるまでの30%はMagSafe経由でのワイヤレス充電
  • 50%から80%までの30%はLightning-USB C端子での有線充電


# 検証結果

実際の充電時間を可視化すると以下のグラフになります。

オレンジの線がワイヤレス充電、青線はUSBを使用したワイヤレス充電となります。
充電方法に関係なくバッテリー充電率と時間は線形となり、今回の検証だとほとんど変化がありませんでした。

同じパーセントからスタートしないと比較が難しいことが分かりましたが結果だけを見るとMagSafeでのコードレス充電の方が快適度が高そうです。

# 結論

所感として、充電コードがないのはやっぱり楽ちん。かつ、充電時間もほとんどUSB充電と変わりませんでした。
Qi充電では充電ポイントまで自分でiPhoneを近づけて位置を調整しないといけなかったが、magsafeの場合は磁石でピタッと装着できるのでこれは思った以上に快適です。

結論として、発熱問題など若干心配なところもありますが、磁力に関しても申し分ないのでスタンドとしても安定感が素晴らしい。 出張中など出先で動画を見る際に重宝していく予定です。

では。

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Philipp
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