【確実に健康になっている】分割キーボードを半年使ってわかった9つのこと【2022年版】

【確実に健康になっている】分割キーボードを半年使ってわかった9つのこと【2022年版】

# 分割キーボードを半年使ってわかった9つのこと

こんにちは、Phillipです。
分割キーボードを使用して半年が経過しました。

今回はある程度の期間macで分割キーボードをメインで使用し、その気づきをふまえて記事にまとめていきたいと思います。

使用環境は以下の通りで基本的にはMacで使うこと前提にしていますが、もちろんWindowsでも使用できるので、Windowsユーザーの方も興味があればぜひご覧になってください。
頻度としては、在宅勤務にて使用していることもあり、ほぼ毎日の使用です。

# 使用環境

  • MacBookPro 2019(JIS配列)+ディスプレイでデュアルディスプレイ体制
  • 分割キーボード(Mistel Barocco MD770)
  • Magic Trackpad2

デスクのレイアウトはこんな感じになっています。

ちなみにキーボードはこちらです。Amazonリンクになっているので、興味のある方はどうぞ。
自分の場合は、黒のキーキャップだと少し重たい印象に感じたので、白のキーキャップに変更しています。


# レビューの軸

この記事では次の3点の軸でレビューをしていきたいと思います。 気になるポイントがありましたら、画面左側のメニューを選択してください。 全部で9つのの項目に関してまとめていきます。

  1. メリット
  2. デメリット
  3. その他気になったこと

それでは、細かく記事にまとめていきます。

# メリット

分割キーボードを使い続けてわかったメリットです。

メリットはこんな感じ。

# 肩が凝らない

これに関しては狙い通りの働きです。


姿勢的に肩が外側に開くことになるので、窮屈さをほぼ感じない。

PCを使用する時間が長いほどこの効果を実感しやすいと思いますので、自分のようなコンサルタント職だけでなく、IT系職種やデザイナーなど、特に据え置きでPCを使っている方にはおすすめ度が高いです。

また、肩幅が比較的に狭い、小柄な人でもこの効果を実感できると思います。

# タイピング速度に影響はない


速度には影響が出ない。むしろ早くなっている。

分割キーボードのコンセプト上、左右で別れてしまうので、どうしても配置になれる必要があります。

この辺りは個人差があると思いますが、自分の場合だと、最初は違和感があったものの、使い始めて数週間の間に特段意識することなく慣れました。

タイピング速度の観点では、慣れた後はノーマルなキーボードと同等かそれ以上の速度になっているので、違和感があるのではと考えている方はそこまで心配しないでいいかと思います。

むしろ気になるのは、英語配列かJIS配列かという一般的なものになるので、この辺りはデメリットの項目で詳しくみていくものとします。

# 左右キーボードの間のスペースがとても有効

こちらが個人的に一番快適な配置です。

仕事をしているときには、キーボードの間に、Track padやメモを置いており、一見地味ですが、これはかなり便利です。

MacとTrack padを合わせて使用する場合は、Laptopを使用するイメージで、左右どちらの手でTrack padへアクセスできるので、デスク上で手を右往左往させるストレスが激減しました。

余談ですが、各キーボード間のスペースはこんな感じにも使うことができます。


使い方は無限大、このスペースは偉大です。



# デメリット

メリットの次にデメリットをみていきましょう。

こちらに関しては一般的なキーボードを選ぶ上での注意事項や、使用している製品に関する視点も含んでいます。

# 普通のキーボードを使うと違和感を感じる

分割キーボードの使用感が快適すぎて、普通の、特にラップトップのキーボードを使うときに窮屈感を感じてしまいます。

これに関しては、普通のキーボードを使用するときの体勢が以下に無理をしていたのか改めて認識します。 デメリットというより、学びに近いかもしれないですが、確実に普通のキーボードを使う気がなくなります。

# キーボードの軸の選び方には注意

分割キーボードの特徴として、価格帯が比較的にミドルレンジ以上になる傾向があります。
この価格帯になると、メカニカルキーボードで有名なチェリー軸が採用されていることが多い印象です。

茶軸のモデルを愛用していますが、オンラインでのミーティングでタイピング音を拾ってしまうことがしばしば。
事前にタイプ音をチャックしていたのですが、想像以上にマイクに乗ってしまいました。

オンラインミーティングなどでの利用を想定されている場合は静音赤軸など選択する必要がありそうです。
メカニカルキーボード全般に言えますが、軸選びは慎重に、という話です。

# 有線接続が気になるかもしれない

このキーボードの使用にあたり、PC接続するためのケーブルと左右のキーボードを接続するためのケーブルの2種類のケーブルが必要となります。

デスク環境のQOL向上のため、現在はなるべくケーブルを極力減らすようにしています。
例えばこんな感じで有線充電からワイヤレス充電に切り替えたりなどなど。

そのような観点でケーブルレスでお洒落なデスクを目指している方にとっては、ケーブルが2本出てしまうため、外観的に受け入れられるか事前に考えておく必要が有ります。 もしくは、デスク周りのゴタゴタをBluetoothのモデルを選ぶことが重要です。

# 配列はラップトップと統一した方がいいかも


macbook proはJIS配列、MistelはUS配列なので一部のキー配列が完全に一致しないのが玉に瑕

分割キーボードというジャンルがいまだにニッチなので、JIS対応していないという課題があります。

ちなみに分割キーボードのJIS配列バージョンが発売されたら即買いします。メーカーさん、情報ください。

US配列をためそうとしている方は、使用感に関して事前にインプットしておいた方がいいかもしれません。

# その他気になる点

メリット・デメリットでもないけど気づいた点を以下にまとめていきます。

ざっと列挙するとこのような感じ。

  • パームレストはどっちでもいい
  • 分割キーボード+マウスは相性が悪いかも

こんなところです。

FILCOの木製パームレストが有名ですが、分割キーボードの場合、左右に分かれているし、キーボードにそもそも角度がついているので、有効性は正直なところ謎です。

ただし気になってはいるので、分割キーボードを使用していて、かつパームレストを使用している方がいらっしゃいましたらTwitterなどで教えていただければ幸いです。

マウスとの使用に関しては、肩幅くらいにキーボードを開いて設置するので、その外側にマウスをおくとかなりデスクを占有してしまう気がします。 なので、トラックボールなど使ってなるべく省スペースで使えるように工夫するとQOLが上がる気がします。

一方で、トラックパッドの場合、マウスをフリックする必要がないので、左右キーボードの間に配置でき、この配置ができることがこの組み合わせの一番良いところだと思います。


トラックパッドを使用した場合の、健康・省スペース・両手のどちらからでもアクセス可能

これが現状の最適解です。

# 結論:しばらく愛用が続きそう

結論としては、半年間の使用にて考えると余裕でメリットがデメリットを上回ります。
導入は個人的に大正解でした。

今後は徐々に出社する機会も増えていくかと思うので、職場用にもう1つ購入したいと思っています。

その際は、ワイヤレスやJIS配列に関しても考えて製品を選びたいと思っています。 ただし現状の製品だと、JIS配列の製品はほとんどないので気長に待つ事が必要なのかもしれません。

そんな中、気になっているのは、こちらの「JISplit89」というキーボード。 画像は遊舎工房さんのページから引用させていただいています。

リンクはこちら。

自作キーボードとのことで、ハードルが高めですが、余裕があれば試してみたいです。
(ハンダ付とかBluetooth化とか、なんか楽しそう)

長くなってしまいましたが、今後もしばらくは確実に分割キーボードを使っていきそうです。
では!

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Philipp
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