【macユーザー】Dell4K曲面モニター S3221QSのレビュー【コスパ最強】

【macユーザー】Dell4K曲面モニター S3221QSのレビュー【コスパ最強】

# Dell4K曲面モニター S3221QSのレビュー

遂に到着が遅れていた4Kモニターがやってきました。
到着が遅れていた経緯はこちらの記事をどうぞ。

【公式サイト、ざっくり表記すぎ】Dell 4Kモニター到着編【S3221QS】


# 購入の理由

購入のモチベーションはシンプルで、そろそろ4Kモニターを使ってみたかったからです。 購入に踏み切った理由は、次の3点。

  1. YoutubeやNetflixで4Kビデオが普及し始めている
  2. 価格がある程度底打ちしている
  3. デスク環境をアップデートしたい

こんな感じです。
特に3番目は、在宅勤務がトレンドの中、お家で使うモニターも生産性や快適度合いを上げるために拘った方がいいなと思ったので、世の中の流れを踏まえて購入に踏み切りました。

# 今回購入した製品

今回購入した製品はDellのS3221QSというモニター。

4Kの解像度なのに曲面ディスプレイという、尖った仕様のモニターです。

Dell 4K ワイドフレームレス曲面モニター 31.5インチ S3221QS(3年間無輝点交換保証/AMD FreeSync™/4K/VA非光沢/DP,HDMIx2/高さ調節/スピーカー付/曲面)

# 購入の決め手

数あるモニターの中で、このモニターを選んだ理由は以下の3点です。

  1. 安価である
  2. 保証が厚い
  3. 曲面モニターである

こちらのモニターですが、定価は約7万程度となっていますが、定期的に割引されています。
Dellの公式サイトでも、別途割引をしているので、そちらも参考にするとお得かもしれません。
今回はDell公式から購入しました。

それを活用すれば、割引後の同価格帯のモデルと一線を画したスペックです。 また、このモニターは3年間ドット抜けの交換保証に対応しているので、この保証も嬉しいところ。

おもしろいスペックなのが、曲面モニターという点。
R1800という曲率を採用しています。 主な使用用途として、デスクに設置し、仕事用にしようと思うので長時間モニターを見ることが想定されます。 曲面モニターは、平面モニターに比べ目の疲れが抑えられるという研究があるようで、この効果も少しでも得られれば嬉しいなと行ったところです。
こちらが出典。
https://jp.msi.com/blog/curved-vs-flat-monitors-things-you-should-know-before-buying-gaming-monitors

# レビュー

このレビューはmacユーザーに向けた記事になっています。
Windowsで使用した記事はたくさんありましたが、macでの使用感を記載しているサイトはあまりなかったので今回記事にまとめます。 特にAmazonレビューに見られるmacでこのモニターを使用した際のコメントに関して実際に使用した感想を記載しようと思います。

# いざ開封

まずは開封です。31.5インチというサイズなので、かなりしっかりとした梱包で届きます。 トラックパッドと比較していただくと大きさがお分かりいただけるかと思います。

ここで注意点ですが、この外箱は返品するときに使用するため、可能な限り残しておきましょう。



# 開封するとこんな感じ

開けて組み立てるとこんな感じになります。
別途モニターアームを使用していますが、そちらは別の記事にする予定です。



ツイート画像を見ていただくと、遠目でもディスプレイが曲面していることがお分かりいただけるかと思います。
次に、使用環境と、使ってみて感じたメリット、デメリットを書いていきます。

# 環境

ますはこのモニターの使用以前の環境です。

# 以前の環境

到着以前は24インチのモニターを2枚をmacbook pro 16インチに接続し、 デュアルディスプレイ+macのディスプレイとして、3画面体制で運用していました。

# モニター設置後の環境

到着後の現環境として、モニターは4Kモニター+macのディスプレイの2画面の構成としています。 使用感は以下のメリット・デメリットにて書いていこうと思いますが、このモニターはtype-c端子を持たないので、type-c、HDMIケーブルを使用してmacと接続しています。

# メリット

ポイントとしては次の3点です。

  1. 絶妙なサイズ感と曲面
  2. 全体的な高級感
  3. スタンドの作りが良い

# サイズ感と曲面について

まずはサイズ感について。

31.5インチという大きさは、4Kモニターは大きい方が解像度の恩恵を受けやすいのではないかというポイントに立つと中途半端な大きさではないかと考えていましたが 実際に使用してみると自分のデスク環境にフィットしました。モニターとの距離を大体70cmとして使用しているため、これ以上大きくなると扱いに困りそうで、絶妙なサイズ感かなと思っています。 実際に4Kのビデオを見てみたところあまりに綺麗すぎてびっくりしました。

曲面に関しても、違和感なしです。
エクセルなどの水平線を直視する作業をしてない限り極めて自然な印象です。逆にいうと良くも悪くもナチュラルな印象を持ちます。 この辺りは完全にフラットな同サイズのモニターを使用する機会があれば比べてみたいところです。

# 高級感のあるテクスチャ

全体的に高級感のある仕上がりに見えます。
販売サイトの写真ではなかなか表面の色が分かりづらいですが、モニター表面はベゼルを含めマットな黒、裏側はざらざらとして波模様のような手触りの白いプラスティック素材、スタンドはシルバーで金属製となっています。

このツイートのようなテクスチャなので、ご参考になれば嬉しいです。 スタンドはergotronのアームに変更してしまったので、スタンドの写真はありません😭

# スタンドの作りがいい

この記事には写真は挙げていませんが、かなり重厚なスタンドで、モニターの高さを調整できるほか、前後の角度を調整することができます。
自分の環境では、モニタアームに換装してしまいましたが、そのままでも十分使えるかなと思います。
地震がきても倒れたりしないレベルで頑丈そうです。

# デメリット

デメリットに関しては以下の3点が挙げられるかと思います。

  • ドット抜けしていた
  • 平面モニターと比較した時の厚み
  • type-cがない(要注意)

# ドット抜けしていた

確認ができた箇所で5箇所のドット抜けがありました。

白背景で黒く見えるタイプのドット抜けが1箇所、黒背景で白く光るドットが4箇所です。
幸いこのモニターはドット抜けに対応した保証があるので、保証を活用して交換手配を行っています。
注意点として、保証の開始日は、最初のモニターが配送された日からカウントされているため、交換後も保証の期間は伸びません。

このあたりの品質は、ハイエンドモニターを購入する理由になるかもしれません。

# モニターの厚み

同じインチ数の平面モニターを比較した場合、確実に厚みがあると思います。
以下のツイートを再掲しますが、厚みはこのような感じ。

デスクに置いて使用する場合は、モニターとの距離に余裕があるか予め確認しておいた方が無難です。

# type-cがない

スペックを確認すると、type-c端子が非搭載のモデルであることが破りますが、type-cで端子類をまとめたい方は要注意です。 特に最近のmacはHDMI端子を持たないので、type-c端子からHDMIへ変換して使用することになります。

この点もハイエンドのモニターと悩むポイントだと思います。
一方で、個人的には、type-c端子がない以外はハイエンドに引けを取らないクオリティはあるとも思っています。

次にamazonのレビューで、macにて使用された際のレビューが書いてありましたが、それを受けた使用感をまとめておきたいと思います。

# Amazonレビューを踏まえて


# refresh rateが60fpsにならない問題

アマゾンレビューでmacと使用する際に言及されていたのは、リフレッシュレートが期待通りの数値にならないという事象が報告されています。
期待通りというのは、仕様通りの60fpsが出ないというもの。

一方で、こちらの環境では、4K60fpsでのデータ転送が可能な、type-C HDMIケーブルを使用しており、ディスプレイのfpsを調べると無事に60fps出力ができています。

お悩みの方は、一度周辺機器周り(USBハブやケーブルなど)の仕様を見直してみることをおすすめします。

※M1 macでは画面が点滅するなどのコメントがありあすが、こちらもUSBハブやケーブルで解消できる場合があるようです。 まずは周辺機器のチェックから切り分けしていく方法が良いかもしれません。

# 終わりに

今回はDell4Kモニターに関してのレビュー記事を執筆してみました。

総評として、品質と保証のバランスがよく、この価格で入手できるモニターとしては、かなりコストパフォーマンスが良い製品です。 一考する価値はめちゃくちゃあると思います。

また、使用しているモニターアームと合わせた使用感は別途別の記事にて紹介する予定です。

では。

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Philipp
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