【2021年最新】Mistel Barocco MD770がおすすめ【レビュー】

【2021年最新】Mistel Barocco MD770がおすすめ【レビュー】

# はじめに

こんにちは、Phillipです。
某外資系コンサルティングファームにコンサルタントとして勤務しています。

デスクワークのほとんどはキーボードを使って仕事をしているので
今回、Work from homeでの労働環境の改善のため、分割キーボードへ切り替えました。
分割キーボードには色々にメリットがあるのですが、これは購入の理由としてまとめます。

リサーチの結果、購入したキーボードはこちら。
台湾のメーカー、Mistelが製造するBarocco MD770というキーボードです。

メカニカルキーボードということで、MX Cherry軸が使われており、自分の好みの軸を選ぶことができます。


# 結論:めっちゃ良い

手元に届いて約1週間、かなりの頻度で使い込んでわかったことがあります。
それらを踏まえ、この記事では良い点・悪い点など感想を踏まえ記事にしたいと思います。

# この記事はこんな皆様へおすすめ

この記事はこのような読者の皆様を想定しています。

  • 分割キーボードへの乗り換えを考えている
  • Macユーザーである
  • Mistel MD770と他のキーボードを比較検討中
  • Mistel MD770の購入を検討中

# 購入の理由

購入理由や、MD770の紹介の前に、分割キーボード全般的に言うことができる分割キーボードのメリットとデメリットをまとめたいと思います。
日本語での質の良いレビュー記事はまだ少ないので、海外の記事も参考にしています。

# 分割キーボードのメリット

以前にこのような記事を書きました。

結論としては、次のメリットがあります。

  • タイピング姿勢がよくなる
  • 両手の間のスペースを有効活用できる

こんな感じです。

特に姿勢に関しては、一般的なキーボードを使用しているだけで疲労が蓄積されてしまう可能性が高いです。
分割キーボードを使うことで、以下の点を防ぐ効果があります。

  • 手首が外側に曲がることでの血流の減少と神経への負荷
  • 手のひらが下を向く姿勢で発生する前腕部分の圧迫と血行不良
同じ姿勢になりがちなタイピングの姿勢こそ、健康のために気を付けなければなりません。


# 分割キーボードのデメリット

個人的に感じた、注意点は次のような項目です。

  • 基本的にGeekな存在(高い・種類が少ない・レビュー記事も少ない)
  • 中心のコードが気になるかもしれない
  • 慣れるまでにはある程度時間が必要

こちらも注意点と合わせて記事にしています。


一番の注意点は乗り換えた直後、左右に別れたキー配列に適応するために時間がかかり、慣れるまで生産性が上がらない可能性があることだと思います。


# 環境

キーボード使用環境です。Mac環境で仕事をしています。

  • MacBookPro 2019+ディスプレイでデュアルディスプレイ体制
  • Bluetooth キーボード(TOPRE Clone) 👉 今回、分割キーボードにスイッチ
  • Magic Trackpad2

デスクの上はこのようになっています。



# MD770はMac対応で比較的安い

MD770を採用した理由ですが、一番の理由はMacに対応し、比較的安価だからです。
※あくまで配列のみでコマンドキーなどの表記を再現する場合は、キーキャップの交換が必要です。

Bluetoothでの無線接続ができるモデルも発売されていますが、以前のキーボードの無線接続が不安定であったため、有線モデルを選択しました。



# MD770の良い点

ほとんど期待値通りのキーボードで満足度が高い逸品です。
特に姿勢に関しては、以前とは大きく変わりました。

# 昔に戻れない


このキーボードを使用した後に、MacBookProのキーボードを使用すると、窮屈な姿勢でストレスを感じるレベルです。


もう昔には戻れません。



# MD770の注意点

満足度の高いキーボードですが、次の項目は改善や購入する上で注意が必要でないかと考えています。


  1. キーキャップが光を透過しない
  2. キーキャップの質感
  3. 角度の付け方がイケていない

このような感じです。

# ①キーキャップが光を透過しない

以前、このようなツイートをしました。


デフォルトのキーキャップは半透明ではないので、せっかくのLEDを透過しません。

暗い空間などで使用するときはLEDだけ光ってキーが見えなくなるので注意が必要です。




# ②キーキャップの質感

このキーキャップ、角がとても角張っています。
分割キーボードは特性上、スペースキーなどは親指の側面でタイピングしますが、かなり圧力を感じ、長時間使用していると結構痛いです。

将来的には、もう少し角度のついたスペースキーへの交換も考えています。




# ③角度の付け方がイケていない

おそらく購入する上で注意しないといけないポイントです。

分割キーボードの多くは自然な手首の角度の合わせて傾斜をつけることがあります。

イメージは以下の引用ツイート。


両側に向かって角度がついていることがわかります。

# MD770の場合・・・

このような付属品がついています。



ゴム製の脚をねじ止めして角度をつける仕様です。

ねじ止めの場所はキーボードの裏側に3箇所のくぼみがついているので、そこに取り付けられるのですが、この辺りはもう少し調整できる構造にして欲しいというところは正直な感想です。

あと、追加でネジ締めするのは少し嫌ですよね。

自分の場合は、ラバーを敷くことにより角度を付けて使用しています。


# 終わりに

このキーボードを使い始めてから、肩こりや腕へのストレスが低減できています。
使用していて気になった点はいくつかあったのですが、実用性には十分に足るレベル。

また、価格も高級キーボードの中では、比較的安価だと思うので、個人的には買いな商品ではないかと思っています。

以上を踏まえて、皆様のご検討の一助になれば嬉しいかぎりです。
では、健康なキーボードライフを!

デジタル分野やビジネス関連で学んだことを記事にしています。
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Philipp
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