
【2021年最新】Mission Controlが起動しないときの対処法
# はじめに
こんにちわ、Phillipです。
先日、メインで使っているMacBookProで、Mission Controlが動作しない問題に直面しました。
macを使用する上で、とても便利な機能であるMission Control。
使えないと不便すぎて、全力で復旧させたので、その内容を記事にします。
他の記事ではアクティビティモニタからDockの再起動だけで直るとの記載もありましたが、
僕の環境では不十分でした。
実際に行った対処法をまとめていきます。
まずは、macの環境から。
# 環境
不具合の発生した環境です。
- MacBookPro 2019 16inch
- macOS Catalina version 10.15.7
# 発生した不具合
発生した不具合は次のようなものです。
# 不具合の内容
Mission Controlがどうやっても表示できなくなりました。
そもそも起動しないし、ショートカットやジェスチャーも効かない。
ただし仮想デスクトップの切り替えだけはできる。
ちなみにショートカットからの起動も、LaunchPadからもだめ。
完全に無効化されました。
# 不具合の原因
原因に関しては、完全に個人的な理由です。
こちらは参考になるかどうかはわかりませんが、念のために記載しておきます。
原因はTOEIC IPの受験のために使用するSecureBrowserというアプリケーション。
原因となったアプリですが、れっきとした公式でTOEIC IPを受ける際に導入が進められているアプリです。ただしmacでの動きは少し怪しい(のちに伏線回収)。
このアプリは、不正の防止のために起動している間は徹底的に、画面の拡張や、左右への4本指スワイプでのアプリケーションの移動、Mission Controlの使用と言った操作をすべて無効化するツワモノアプリケーションとなっています。
TOEICを受験しながら、これ大丈夫かなと心配していたら、案の定、
アプリの終了がうまくいかず、Mission Controlが動作しなくなってしまいました。
# 不具合の対処法
復旧方法としては、大きく分けて3ステップの作業が必要です。
幸いなことに、それぞれとても簡単な作業なので、5分くらいで元に戻るかと思います。
概要はこんな感じ。
- Mission Controlの設定確認
- 設定変更
- Dockの再起動
同じような不具合で調べると、アクティビティモニタを用いる方法がありますがそれだと実質、項番3の処理を行うだけなので不十分です。
設定確認から順を追ってやっていきましょう。
# 1. Mission Controlの設定確認
現状の設定の確認をします。
調べてわかったことですが、MIssion Controlの起動はフラグ(1か0)で制御されているとのこと。
例のTOEICアプリはここを触っていたみたい。
Terminalを起動して、入力するコマンドはこちら。
余談ですが、Terminalの起動は⌘キー+SpaceキーでSpotlight検索をすると爆速です。
こちらの結果、1が表示されるかと思いますが、このフラグをオフにします。
defaults read com.apple.dock mcx-expose-disabled
# 2. 設定変更
フラグ設定の変更もTerminalから行うのが楽です。
実行するコマンドはこちら。 Misson Controlの設定をデフォルトに戻します。
defaults delete com.apple.dock mcx-expose-disabled
# 3. Dockの再起動
最後にDockの再起動をして、設定を反映させます。
こちらもTerminalから簡単なコマンドを実行すればOK。
killall Dock
killという物騒な表現ですが、やっていることはサービスを止めることです。Dock自体は自動でその後上がってきますのでサービス再起動をしたことになります。
# 終わりに
無事Misson Controlは復活したでしょうか。
この記事が皆様の一助になれば幸いです。
TOEICは別に悪くないのですが、得体の知れないアプリは極力使いたくないですね。
では!
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Philipp