
【USBのせいかも】macがWiFiに繋がらないときの対処法
# はじめに
こんにちわ、Phillipです。
先日、メインで使っているMacBookProだけがWiFiに繋がらなくなるという現象が発生しました。
結論から書くと、macのUSB Type-Cポートに接続したアダプタが悪さをしており、それらを外すことで再度接続することができました。
この記事では、トラベルシューティングのために調査したことを、この不具合が発生する原因とその対処法として記載して行きたいと思います。
# 環境
不具合の発生した環境です。
- MacBookPro 2019 16inch
- WiFiは2.4GHz帯(重要)
このmacをメインマシンとして、外付けモニターやマイク、HDDなどをその都度接続し使用しています。
Thunderbolt3の端子だけでなく、USB2.0(Type-A)端子の周辺機器も多く、これらは変換アダプタを使って接続しています。
結論として、これらのUSB接続が原因でした。 理由は後述です。
# 発生した不具合
起こった現象は次のようなものです。 切り分けながらトラブルシューティングを行ったので、似たような現象でお悩みの方のご参考になれば嬉しいです。
# 現象
- MacBookProがWiFiへ接続できない
- 再起動しても不具合が解消されない
- 他の端末からはWiFiに接続できる
- テザリングを試みても失敗
- Bluetoothは使用可能
使用しているmacだけで発生するタイプの不具合です。
# 不具合の原因とその対処法
まずは、不具合の原因です。
# 不具合の原因
WiFiの2.4GHz帯とUSB3.0から発生するノイズが干渉
単純ですが、調べるまで気付きませんでした。
また、2.4GHz帯はBluetoothでも使用される帯域なので、Bluetooth機器が繋がらない方もご参考になるかもしれません。
出典はインテルのホワイトペーパーです。
https://www.intel.com/content/www/us/en/products/docs/io/universal-serial-bus/usb3-frequency-interference-paper.html
出典を見ると色々書いていますが、要はWiFiとUSB3.0のノイズが干渉するとのこと。
僕の環境だと、 Type-CをType-Aに変換するアダプターがあり、それを取り外すことでとりあえず接続はできるようになりました。 同じようなケースでType-CからHDMIへ変換するケーブルも、macのポートの位置によって干渉していたことがわかりました。
アップルの公式サイトによると、USB3.0だけでなく、Type-CやThunderbolt3でも干渉があるような書き方をしています。
Apple公式サイトからの引用です。
コンピュータで USB 3 デバイスまたは Thunderbolt 3 デバイスをお使いの場合は、以下のようにして、近くのワイヤレスデバイスと干渉する可能性を抑えることができます。
各デバイスで、質の高い USB または Thunderbolt 3 シールドケーブルを使う。 USB 3 デバイスまたは Thunderbolt 3 デバイス (USB ハブも含む) をワイヤレスデバイスから遠ざける。 USB 3 デバイスや Thunderbolt 3 デバイスを Mac Pro、Mac ノートブック、Mac mini の上に置かないようにする。 使っていない USB 3 デバイスの電源は切っておく。
出典:https://support.apple.com/ja-jp/HT201542
# 対処法
僕が実施している対処法は次の通りです。
基本的なコンセプトとしては、Appleさんも言う通り、次のポイントかと思います。
ある程度の品質が保証されているアダプターと5.0GHz帯でWiFiを使用することが大前提
そうは言っても実際に出てしまった不具合に関しては以下の対策が有効でした。
- mac側の接続するポートを変えてみる
- macの裏側にスペースを作る
- アダプターは純正品を使う
こんな感じです。調子が悪くなったら、この3点を実践するだけで今のところは問題なく復旧できるようになりました。
macが置いてある場所にも関係するのですが、できるだけ障害物がないようにしてあげましょう。それだけで安定して通信できるようになります。
# 終わりに
無事macがWifiに繋がるようになったところで、今回の記事はおしまいです。
今回の1件で学んだことは、Amazonで安価で手に入るケーブルやアダプターもいいですが、もう少しお金を出して質の良い周辺機器を購入した方が、結果的には満足度が高いのかもしれないと言うこと。
では!
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Philipp